脱走していたウッキーが夜になってやっと帰ってきました。
親族が来ている間は怯えて2階クローゼットの奥に隠れていたイチコも私一人になったら出てきて部屋の中を歩き回っています。
私が寝ている間の昨日早朝5時頃に夫はひとりで逝ってしまいました。その約2時間後に階下に降りて気がつきました。
前日は仕事が遅番で帰りも遅く、疲れて早々に2階に上がってしまったので、もっと一緒にいれば良かった、もっと優しく声を掛ければ良かったという自責の思いが残ります。
でも警察の方から死因が吐血した血が喉に詰まった窒息死や失血に因るものではなく、そのショックでもともと心筋が破壊されていた心臓が停止した心不全と聞き、またソファから落ちずに座ったまま亡くなっていた事から「苦しまずに逝けたわね」と母に言われ、あまり…いや少なくとも長い間苦痛を味わう事なく逝けたのかなと思えるのは救いです。
日頃から夫が言っていた通り通夜告別式はしないことにしましたが、あまり素っ気ない別れはしたくなく、きちんと自宅から送り出してあげたくて、家で無宗教で親族を中心にお花でお別れをする「出棺式」という形で執り行うことにしました。
出棺式は明後日15日なので、まだ明日は夫と一緒にいられます。
棺の中にウッキーとイチコの写真を入れて送り出そうと、日中出掛けてセルフのデジカメプリント初体験してきました。